蚊にはとても好かれるReiです。
アリゾナの5月は気温が高くなるとともに、蚊が発生し始める時期でもあります。
基本乾燥地帯で雨もあまり降らないため、蚊の発生量も少ないですが、それでもヤツらは元気に活動しています。
ハワイでもそうでしたが、アリゾナで蚊に刺されても痒みは一時的で、翌日には痒みも、刺された痕も消えていることが殆どです。
日本では一度刺されると数日痒みが残りますが、それに比べればかなり可愛く感じますね。
それでもやはり蚊に刺されると不快なものです。
アリゾナの5月~10月は、日中はかなり暑いために家に籠っている方が多く、早朝や日没後の気温が下がった時に、ウォーキングをしたり、バックヤード(庭)でゆっくりと過ごす方が多いです。
そんな貴重な時間に蚊に刺されるのは避けたいですね。
ここでは私がアメリカで探し、見つけ、実際に使用した虫よけスプレーを紹介します。
虫よけスプレーは英語で「Insect Repellent」と呼ばれます。
子供にも安心!のアメリカ虫よけスプレーはこれ!
アメリカは薬でも食事の味でも、何でも「強い!」のが特徴ですねw
虫よけスプレーは肌に直接塗布するものなので、できれば自然でヒトにも地球環境にも優しものを探していました。
しかし一般的に売られている虫よけスプレーは、その外観が既に恐ろしい・・・w
英語をしっかり読まないと、もうそれは殺虫剤のようなデザインなのです😆
そこでお子さんを持つママさんの友人から教えてもらったのがこちらでした。
natural insect repellent
こちらは「natural」と製品名についているだけあり、その成分は100%植物オイルです。
- Soybean Oil (大豆オイル) 95.25%
- Rosemary Oil (ローズマリーオイル) 1.50%
- Citronella Oil(シトロネラオイル) 0.95%
- Geranium Oil(ゼラニウムオイル) 0.75%
- Cedarwood Oil(シダーウッドオイル)0.70%
- Peppermint Oil(ペパーミントオイル)0.60%
- Lemongrass Oil(レモングラスオイル)0.25% 合計100%
全て植物ベースの成分ですのでお子様にも安心して使用できますね。
そしてDEET(ディート)FREEなのもお子様には安心ですね!
使用した感想
一番重要な「蚊から守る」かは、、、
効果ありました!
夜のビヤガーデンで2時間程過ごしましたが刺されませんでした!
私は本当に蚊に刺されやすく、お酒が入ると尚更です。
このようなシーンでは必ず5か所以上は刺されますが、こちらの商品を使用した日は刺されることがありませんでした。
これは嬉しい!
そして全成分が植物オイルなので、肌に塗布した後はアリゾナの乾燥からも守ってくれ、潤いが持続していました。
香はレモングラスの爽やかな香りです。塗布している間はほんのりとその香りが継続します。
私には好みの香りですが、香りには個人差がありますのでニガテな方には合わないかもしれません。
あまり多く塗布しすぎるとオイルのぬるぬる感が強くなりますので、数回スプレーし、その後に手で伸ばして塗布することをお勧めします。
babyganics社とは?どんな環境配慮をしている会社?
Babyganics社はNew YorkのWestburyに本社があります。
創設者は子供の好奇心さや、元気に遊んで泥だらけになるのを一緒に楽しんでいた2人のパパさん!
お子さんやその家族に安心して使える製品を作っており、パラベンや合成香料、フタル酸エステル類などの健康被害が懸念される化学成分は一切使用していません。
また、動物愛護の観点からその異議が唱えられているアニマルテスト(動物実験)も行っていません。
現在のヨーロッパやアメリカではアニマルテスト・フリーはかなり浸透してきています。
使用しているボトルは「リサイクルしてね!僕たちもしてるよ!」と微笑ましく記載されています。
多数のBaby向け商品を取り揃えており、Bath&Body製品や日焼け止め、ダイパ―(おむつ)なども取り揃えています。
WalmartやTarget、Amazonなどでも販売されているので、お買い求めやすいですね。
大人向け+スポーツ用 アメリカ虫よけスプレーはこちら!
緑が多い地域にハイキングやキャンプ、フィッシングに行ったり、ZIKA(ジカ)のようなウィルスを持つ蚊などが生息するエリアに行かれる場合などは、感染症などから身を守るためにもしっかり効果のあるものを選びたいですね!
そんな時はこちら!「REPEL INSECT REPELLEMENT SPOTSMEN MAX」
私にはボトルのデザインが殺虫剤にしか見えない~😅
こちらは旦那が買ってきてくれたのですが、しばらく虫よけスプレーとは気づきませんでしたw
こちらはDEETが40%配合されていますので、長時間がっつりアウトドアを楽しみたい方には適しているでしょう。
REPEL INSECT REPELLEMENT SPOTSMEN MAX
こちらはSpectrum Brandsという消費財を取り扱う大きな会社の商品です。
ペットケア用品やホーム&ガーデン用品、キッチン&パーソナル用品など幅広く取り扱っています。
キッチン用品ではトースターで有名なBLACK&DECKERなどもこちらの企業ブランドの一つです。
他、私の愛犬が大好きなDREAM BONEもこちらの商品です。
こちらの商品はスプレー式で、屋内ではスプレーしないよう指示しています。
スプレー式ですので、服や帽子の上からも噴射が可能です(服でカバーされる部分の肌には使用しない)。
お子様に使用する際は、大人が自分の手にスプレーし、それをお子様の肌に塗布します。
スプレー前に良く振りましょう。
顔には直接スプレーしないでくださいね。
顔や耳に塗布する場合は、まず手のひらにスプレーし、それを塗布しましょう。
使用した感想
実際に使用した感想は、スプレーした部分に結構しっかりと塗布されるので、肌全体にスプレーするよりも、一部にスプレーしたものを手で肌全体に伸ばすと無駄なく使えると感じました。
臭いはほぼ無臭ですが、手についたのを嗅ぐとプラスチックのような化学的な臭いでした。
塗布した後の肌は若干ぬるぬる感はあるものの、不快感はなく快適にアクティビティを楽しめるかと思います。
こちらも夜にアルコールを楽しみながらバックヤードで2時間程楽しみましたが、蚊に刺されませんでした!
この商品に限らずスプレータイプは周りの人へ迷惑をかけやすいのと、飛び散った成分が近くにいる子供やペットに悪影響を少しでも与えてしまうことから、あまり好みではありません。
Spectrum Brands社 の環境配慮は?
Spectrum Brands社でも環境への取組は行っています。
製品製造での水の使用量を効率的に改善したり、全社員の健康と安全対策に取り組んだり、炭素排出量を抑えたりなど、その取り組み内容も企業ホームページで掲載しています。
使用成分についてはbabyganics社のようにナチュラル成分には特化していないようです。
DEET(ディート)ってなに!?
今回ご紹介したbabyganics社はDEET FREE(ディート不使用)、REPELはDEET40%配合でした。
このDEET、1964年にアメリカ軍が虫除け剤として開発した化学物質で忌避剤(きひざい)で一般的には毒性は低いとされているそうです。
忌避剤とは害虫や害獣が嫌うにおいや成分です。
蚊やブヨ、ダニなどの触角に作用し、その効果と持続性から感染症などから防御する薬剤として広く使用されてきました。
様々な形で使用されていく中で、稀に神経障害や皮膚炎症などが発症が報告され、各国ではその調査がや安全性の再評価が実施されました。
アメリカやカナダではその結果、小児への使用の見直しが進められています。
公益法人福岡薬剤師会のレポートによると、DEETの配合率によって忌避の持続性が異なり、濃度30%で約6時間、15%で約5時間、10%で3時間、5%で約2時間とされているようです。
また毒性は低いとされていますが、急性の経口摂取や慢性的な皮膚への塗布で中毒症状を発症することもあるようです。
DEETについてはアース製薬さんのホームページで分かりやすく説明されています。
まとめ
アメリカでは虫よけスプレーにもヒトや環境に優しい商品が販売されています。
DEETについても賛否両論あるかと思います。
どの商品を選択するかは、蚊ややぶなど害虫が多い地域や場所で活動するときにはDEETが配合されている商品、その他はDEET無配合のお子様にも安心して使えるもの、など上手に使い分けするとより安心安全ですね。
DEETについても賛否両論がありますね。
私は化学の専門家ではありませんので、安易な意見を述べることは避けたいと思います。
ただ、その成分を自分なりに調べ、自分なりに理解したうえで、その使用について判断をしていきたいと思います😊
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