Costco大好きReiです。
Costcoは日本でも大人気ですね。大型倉庫のように商品がディスプレイされ、食品サンプルも多く、アメリカの雰囲気が味わえる楽しいショッピングですね。
日本では、その商品の大きさや量から、購入後に友人などと分けることもありますが、ここアメリカでは「Costcoのサイズが我が家の一食分」という家庭も少なくありません。
2人の大学生の子供を持つ友人は、肉はCostcoでないと間に合わないそうです😆
我が家は旦那と私と愛犬の家族構成ですが、それでも月に2回は必ずCostcで買い物をしています。
アメリカの一般家庭と比べると小食な私たち。そんな小家族がCostcoで何を買っているのでしょうか？
購入する商品は毎回ほぼ決まっています。
・魚肉類
・Beer（ビール）／ Wine（ワイン）
・パン類
・果物
・キッチンペーパー／トイレットペーパー／ティッシュペーパーなどの紙類
・冷凍食品
・コーヒー豆
・スナック類
・医薬品 など
生の魚肉やパン類は帰宅後にすぐ小分けにして冷凍しています。
特にサーモンは冷凍保存しても、元から冷凍品として売られている物よりも美味しいのでお勧めです。
トイレットペーパーやキッチンペーパーなどは、一般スーパーより安いのでCostcoで購入しています。
とても使いやすく、品質も悪くないので快適に使っていますが、環境問題を気にするようになってからは、その消費が森林伐採や海洋汚染などの環境破壊に繋がるのでは？と罪悪感がありました。
キッチンペーパーの代用として、なるべく布やスポンジ系を使うようにしていますが、どうしても使用する機会はあります。
トイレットペーパーについてはもうどうにもできない・・・。
新聞紙で拭く度胸は無いし・・・😅
リサイクルのトイレットペーパーもありますが、お値段が高めでなかなか手を出しにくいですね。
花粉症の時期のティッシュペーパーももう死活問題のようなもの😆
でもCostcoの自社ブランド Kirkland signature はそのような課題に真摯に対応していて、罪悪感なく使うことができるんです！
Costco（コストコ）SDGs ～トイレットペーパーやキッチンペーパー編～
Costcoでは独自にSDGsへの貢献を約束しており目標を設定しています。
その目標に対し、毎年どの程度まで達成できたのか、その取り組み内容と結果をホームページで公表しています。
それらは具体的で、他企業に比べても真摯にSGDsに取り組んでるといえるでしょう。
その取り組みの一つに Forest conservation efforts（森林保護努力） があります。
Forest Conservation Effots（森林保護努力）とは？
Costco remains committed to sourcing from certified forests all of its wood, pulp and paper products.
Costco Wholesales
「Costcoは木製製品・パルプ製品・紙製品の全てを、認定された森林から資源を集めるというコミットを継続します。」
Forest = 森
Conservation ＝保護
Effort ＝ 努力
森林破壊は家畜の放牧や農業需要の高まりから、それらの土地へと開拓されたり、無計画な開発により急速に進んでいます。
森林は皆さんもご存じの通り、地球環境においても私たちの社会にとっても非常に重要です。
二酸化炭素を吸収したり、生物の多様性を守ってくれたり。
Costcoはそれらに配慮して自社商品の資源調達をし、製造販売していきます、という内容です。
Costco 自社オリジナルブランドの Kirkland Signature 商品の中で、森から資源を得るものとは・・・
・木製の商品（インドア／アウトドア家具など）
・紙類（トイレットペーパー、キッチンペーパー、ドライ／ウェットティッシュ、パーチメントペーパー、ペーパーナプキン、梱包材など）
・アメリカやカナダで発行している紙媒体のマガジンや広告 など
以上を99.9％をCertified forestsから資源を取り寄せています。
99.9％とは素晴らしい数字ですね！
Costcoは商品を梱包する段ボールも100％リサイクル素材を使用していますが、このパンデミックで急激にインターネット販売の需要が高まったことから、その梱包に使う段ボール類の一部はその基準に満たない物を使わざるを得なかった、と正直に公表しています。
この点も透明性が高く、逆に信頼度が高まりますね。
Certified Forestsってなに？～99.9%の商品が森林保護団体認定の森林から～
Costcoの企業ホームページでは下記3団体が認証している森林から資源と取り寄せて製造販売していると公表しています。
・FSC (Forest Stewardship Council)
・SASTAINABLE FORESTRY INITIATIVE
・PEFC (the Programme for the Endorsement of Forest Certification)
これらの団体は森林の保全はもちろん、森林環境保護やそこで働く人々やその地域なども守るために、しっかりと森林を管理運営してる団体です。
私たち消費者もこれらの団体から認証された森林からの資源で製造された商品を購入することで、森林保全や環境破壊の抑止にもつながります。
そして何より安心して商品を使うことができますね！
FSCについて日本語での詳細はこちらからどうぞ。
FSCは、何と宇宙にGIS（地理情報システム）を飛ばすようです！
宇宙からのデータも取り入れて森林環境の監査をしようという試みですね。
さすがアメリカ！
下記はCostcoのウェブサイトに掲載されている、各商品がどの団体からの資源を調達したのか、その割合を一覧にした表です。
確かに99.9％！
素晴らしい～😍
まとめ
環境問題への意識が年々高まるなか、私たち消費者もできることからが対応していくのは大切なことだと思います。
しかし現在の生活では、どうしても代替が難しいこともあるでしょう。
そのような場合は Costco のように環境問題に配慮し、しっかりと実行している企業の商品を購入するものも一つの環境問題への貢献となりますね。
Costcoは木・紙・パルプ製品の他にも環境問題に取り組んでいます。
また別の記事でご紹介したいと思います。
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